空飛ぶとんジニア

平凡なエンジニアが日々関心を持ったことや学んだこと、感じたことを吐き出すブログ。緊張すると涙がでるのが特徴です。

感想『バカの壁』養老孟司

この本は世間の常識って実は間違ってるよという問題提起を行っている本です。

著者は個性って何か、自分って何か考えても仕方ないでしょと言っている。 世間では、個性があるのが良いという風潮がある。 実際に就活を始める前くらいからのことを思い出すと、個性を発揮して...というセリフは何度も聞いた気がする。

しかし、社会に出て求められるのは正解のある個性(と著者は言っている)。 求められる個性を発揮することを期待される、いわゆる個性とは矛盾している。 共通解を求めようとするのは脳の働きだから仕方ない。正確や言動で個性を出すのは違う。

実際はすべての人に個性はある、それは無意識の部分である。 人の皮膚を移植してもくっつかないでしょ(細胞)?隣の人とあなたを間違える人はいないでしょ(体格とか)?

共通解を知ることが社会でやっていくには必要だから、やり方(教育方法)変えようよ... 個性なんてないから、人は変わるよ。 最後には二元論の考え方について言及していて、著者の考え方はすべてここに行き着くと言い切っている。

自分が正しいと思っていることは、本当に正しいのか? それが絶対だ!と一元論的考えをして壁を作るのではなく、その壁の向こうには何が待ってるのか気にしてみようぜ

まとめるとこのような内容でした。

一元論的な考えは視界を奪うし、確かにダメだと思う。 ただ、他のことを気にしながら生活するのも今は難しい。 ネット上には様々な情報が溢れて、いつでも好きなものを手に入れることが出来る。 入れたくない情報もそれに伴って流れてくる。 それ以上に他のことに気を配って生きるのは辛いw

結局読みながら考えたら、「今」は少し変なくらいがちょうどいいのかもしれないと思った。図太いくらいがちょうどいいのかもって この本を著者が書いたときは、facebookとかtwitterとかもなかったし(2003年)。 というわけで、好きなことをやっていこうと再確認しました。(少しは壁の外に出ようとしたからいいよね?????) 寝ます